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産業界におけるAIとブロックチェーンの応用は、電力・エネルギー業界全体が取り組んでいる課題でもあります。ブロックチェーンの利用でAIの元となるデータの信頼性向上と情報セキュリティーを保ちつつ相互連携を可能にすることで、電力を中心とした様々な価値交換を予測と推薦・マッチングにより効率化・最適化で経済的価値交換を実現します。再生可能エネルギーの価値を引き出し、持続可能な価値に変換し、電力をCO2削減や他のエネルギーと経済的価値として交換するプラットフォームを提供します。
カウラ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO岡本 克司、以下、カウラ)と株式会社チームAIBOD(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:松尾久人、以下、AIBOD)は、本日7月2日にAIとブロックチェーン分野での協業を開始します。

・協業の目的
IoTやAI、ブロックチェーンの技術革新によってデータが爆発的に増加するに伴い、事業者間の垣根を超えたデータ連携により、新たな付加価値の創出や社会課題の解決が期待されています。産業界におけるAIとブロックチェーンの応用は、電力・エネルギー業界全体が取り組んでいる課題でもあります。ブロックチェーンの利用でAIの元となるデータの信頼性向上と情報セキュリティーを保ちつつ相互連携を可能にすることで、経済的価値交換を実現します。また、デジタル知財戦略も考慮し課題解決に取り組んで参ります。

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・協業の内容
1. AIとブロックチェーン技術に関するノウハウ共有、コンサルティングの提供

AIとブロックチェーン関連の実務に関する知見、ノウハウを共有し、特定市場向け共同コンサルティングサービスを提供します。

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2. 予測技術を搭載した経済的価値交換プラットフォーム共同開発

カウラが開発したブロックチェーンプラットフォームである「FUSION」を基盤に利用し、電力カラーリングや電力を中心とした様々な価値交換機能とAIBODの様々な予測と相対取引レコメンデーション&マッチング、最適エネルギーミックス等のサービスを融合したプラットフォームを開発し、電力を中心とした様々な価値交換を予測と推薦・マッチングにより効率化・最適化によりニーズ等に応える適用例を提供します。
(予測例)電力需要予測、発電予測、電力価格予測、蓄電池制御予測、蓄電池寿命予測、ガス需要予測、ガス価格予測など

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3.デジタル知財戦略

「予測技術を搭載した経済的価値交換プラットフォーム」提供は、従来のソフトウェアライセンス契約やサービス契約では解決できない課題(AI,データ流通)を含んでいます。両社は、システムデザインの初期段階から顧客の利用形態に最適化をした知財戦略も提供します。

・今後の展開
AIを使った予測分野の拡大とブロックチェーンプラットフォーム間連携を実現し、電力・エネルギー分野へのサービス提供とデータ契約に関するデジタル知財戦略も提供してゆきます。

 

会社概要
商 号 : カウラ株式会社
代表者 : 共同創業者、代表取締役 兼 CEO 岡本 克司
所在地 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-9
設 立 : 2017年1月
事業内容: 世界(英国、米国など)のブロックチェーンの先進企業や団体と連携し、ブロックチェーンプラットフォーム“FUSION”を開発。IoT分野(EV蓄電池残存価値予測システム)や医療健康分野(Medical Passport)での各サービス開発、電力・エネルギー、自動車、半導体、ITの各分野における経験豊富なアドバイザーを擁しトークンエコノミーの実現を目指して事業展開をしています。
・Enterprise Ethereum Alliance(EEA)メンバー
・エッジプラットフォームコンソーシアム 会員
・一般社団法人ブロックチェーン推進協会 スマートシティー部会長
URL:https://kaula.jp/ja/

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